ベンチャーに就職や転職する前に

一時の起業ブームにより、世間には数多くの「ベンチャー企業」が存在しています。ベンチャーの一般的なイメージとしては「風通しが良い組織」「若いうちから大きな権限が与えられる」「上場して一気に大儲け」などがあると思います。
これらのイメージは決して間違いではありませんが、実態としてそうでは無いベンチャーも数多く存在します。そこでベンチャー企業の見抜き方について、書いてみたいと思います。
風通しが良い組織かどうかは社長を見れば大体は把握できます。社長が自社を語る時に「俺が(私が)」などとやたら一人称を使ったり、「任せられる人材がいない」「自分がいないと回らない」等と言っていたら要注意。そのベンチャーは風通しが良いどころか、ただのワンマン経営の場合があります。
若いうちから大きな権限、というのは最も歳の近い社員を見てみましょう。その方が後輩の教育担当をしている、という程度なら大きな権限でも何でもありません。大手企業であっても、容易に任せて貰える仕事です。
具体的には「ある商品の販促戦略を一任されている」「新規事業に参加している」など、明らかに大手ではありえない事を歳の近い先輩が任されているかのチェックです。もし、そういう先輩が見当たらないのであればそれは「権限の移譲が少ない会社」の可能性が高いです。
最後に「上場して一発あたるかどうか」は見極めが難しいです。唯一の判断材料は「個性的な事業を行っていてかつ利益が出ているのか」です。単なる代理店ビジネス等では、現在の市場で上場は相当に難しいと言わざるを得ません。オンリーワンに近しい事業をどれだけやっているか、が見極めのポイントです。

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